HP 30  SP 23  AP 7  
ATK 2d+7     MATK 0      
HIT 3        RANG 2~3    
RESI 4       FLEE 0      
DEF 5   MDEF 3  MOVE 2      
[装備]
木の杖
三角帽子
ワンピース
メリージェーン
薄く小さい本
肩掛け鞄
冒険者手帳
[スキル]
ひっこみじあん
みぢかにいるもの
ゆらめけかげろ
かいじんゆくさき
はじめのいっぽ
こうえんまるこげ
どろはねあつき
かいたんくらみ
+紺の三角帽子
+不格好な杖
+魔術師見習い

+Tahnta Norris Titchmarsh
Height: 133cm
Age: 10
Magic: 炎
Like: 読書 裁縫
Hate: 寒さ

++++++++++
非公式企画「はじめのあしあと」
2021/5/1~
一ヶ月後、リーンから旅立ちます。
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+来歴
故郷の慣習に則って、師匠を見つけるための旅に出ている。
リーンの前に滞在していたのは平穏な街。魔法を学ぶ場所も活かせる仕事もなく、小さな手芸用品店で住み込みの手伝いをしていた。勉学の代わりに裁縫はそれなりに上達。詠唱が大きく狂って(!)服を焦がした時は自分で繕う。帽子に目立っている大ぶりな飾り付けは、服の焦げを隠すための工夫のつもり。

+魔術
扱える魔術はかろうじて適正と言えた火属性のみ。ただ、出力後は純粋な火から変質しているようだ。黄みがかり稲光のように尖る炎が、体質によるものかはたまた無意識の調節か、自分で判断はついていない。

+内省
魔物に対峙した大人は厳しい目付きをする。友人は冒険者から離れると言い、また別の友人は怪我をして帰ってきた。
怪我は嫌だし、死ぬのも怖い。殺すのも殺されるのも。冒険者はそれらから切り離せないというのに。灰と化した何かに蓋をしてまで、曖昧な覚悟のまま続けるべきだろうか?
何もこの生き方を否定するわけではない。ただ自分には、他に優先すべきことがあったというだけで。

+行先
暦の境でリーンを離れる。一月の生活を通して、学校へ通うことに本格的に興味が向いていた。
先立つものはない。冒険者としての危険はあれど、安心できる探春亭にいても良い。けれども見つけた目的へ急ぐことが、その頃の僕には何よりも重要に思えた。俯いて立ち止まったと思えば、いざ顔を上げたら前しか見えなくなる。そういうたちだったらしい。帽子で前を隠してはいたけれど。
友人もそれぞれ旅立ってゆく。世界は広いが、いずれ見えることもあるだろう。熟練の魔術師として、あるいは懐かしの昔馴染みとして……どうなるかはまたいつかの話だ。

思い返せば未だ果たせていない約束もいくつかあるが、この古びた手帳が紛失しない限り、忘れる心配はない。
懐かしい振り返りはここまでにして、お気に入りのペンを置くとしよう。
*
Level 13
タンタ
プレイヤーキャラクター - アーチャー
Creator: 倉林
Illustrator: 「はじめのあしあと」主催者様
このPCを含むログの公開はご自由に。 企画は終了しました。ありがとうございました。